企業サイト公開前のチェックリスト:公開前に確認すべきこと

著者 · 2026年10月22日 · 5分で読めます

公開準備の整ったWebサイトの横にチェック済みのリストが並ぶイメージ

新しいWebサイトの公開日は、ゴールのように感じられがちです。デザインは承認され、コンテンツも入り、誰もが早く発表したいと思っています。しかし小さな問題の多くは、公開後に初めて明らかになります。送信できないフォーム、重すぎる画像、Googleから突然消えた古いページなどです。

こうした問題の大部分は、公開前の簡単なチェックで防げます。この記事では、コンテンツ、機能、検索エンジン、運用体制の4つの領域に分けたチェックリストを紹介します。

Webサイト公開前のチェックリストを4つの領域に分けて示す図
Webサイト公開前のチェックリストを4つの領域に分けて示す図

領域1:コンテンツ

コンテンツは、見込み客が最初に目にするものです。できれば書いた本人以外の人が、丁寧に確認しましょう。

  • 誤字脱字と文法:見出しやボタンも含め、すべてのページを読み直します。
  • 連絡先:住所、電話番号、WhatsApp番号、メールアドレスが正しく、使える状態か。
  • 製品データ:製品名、仕様、写真が最新の状態か。
  • 仮のテキストを削除:デザイン段階のテスト用テキストやサンプル画像が残っていないか。
  • プライバシーポリシーのページ:用意されているか。特にフォームでデータを集める場合は必須です。盛り込むべき内容も確認しましょう。
  • 他の言語版:多言語サイトの場合、すべての言語版が完全に翻訳されているか。

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領域2:デザインと機能

Webサイトは、制作チームのパソコン画面だけでなく、さまざまな端末で正しく動く必要があります。

  • スマートフォンでの表示:重要なページを複数のスマートフォンで開きます。文字が読みやすいか、ボタンが押しやすいか、表示が切れていないかを確認します。
  • フォームのテスト:お問い合わせフォームと見積もり依頼フォームから実際に送信し、メッセージが正しい担当者に届くことを確認します。
  • リンクとボタン:空のページや「ページが見つかりません」のページにつながるリンクがないか。
  • 速度:トップページと製品ページをPageSpeed Insightsで確認します。サイズの大きな画像は、表示が遅くなる最もよくある原因です。
  • 異なるブラウザー:よく使われる複数のブラウザーで試します。

領域3:検索エンジン

これらの設定によって、公開直後からGoogleで見つけてもらいやすいかどうかが決まります。

  • 固有のタイトルと説明文:すべてのページに、内容を説明する、他のページとは異なるタイトルと説明文があるか。
  • インデックス登録が可能か:制作中のWebサイトは、Googleにインデックスされないよう設定されていることがよくあります。公開時にこの設定が解除されているか確認します。
  • サイトマップ:用意され、Google Search Consoleから送信されているか。
  • 旧サイトからのリダイレクト:以前のWebサイトがある場合、古いページのアドレスが対応する新しいページへ301リダイレクトで転送されているか。
  • Google アナリティクス 4:導入され、フォーム送信が重要な行動として記録され、Webサイトの成果を測れる状態か。

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領域4:ドメイン、セキュリティ、チーム

この領域はページ上に見えないため忘れられがちですが、長期的には重要です。

  • ドメイン:会社名義で登録され、更新日が記録されているか。
  • HTTPS:すべてのページで有効になっていて、「http://」のアドレスが自動的に「https://」へ転送されるか。
  • 会社のメール:独自ドメインのメールを使っている場合、ドメインの設定を変更した後も正常に使えるか。
  • バックアップ:Webサイトの公開前から稼働しているか。
  • CMSへのアクセス:チームの一人ひとりが、適切な権限の自分のアカウントを持っているか。
  • チームの研修:Webサイトを更新する担当者が、CMSで製品の追加、文章の編集、記事の公開をする方法を知っているか。
  • 制作会社の連絡先:公開後に問題が起きた場合の連絡先をチームが把握しているか。

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Webサイトの公開後

公開で作業が終わるわけではありません。公開後の数週間は、次のフォローアップを行いましょう。

  1. 公開中のWebサイトからフォームを1件テスト送信します。
  2. Google Search Consoleで、まだインデックスされていないページや「見つかりません」のエラーがないか確認します。原因と直し方も確認しましょう。
  3. Google アナリティクス 4に訪問者データが入り始めているか確認します。
  4. 分かりにくい点がないか、営業チームや顧客から意見を集めます。
  5. SNS、ビジネスプロフィール、メールの署名、印刷物に載せているWebサイトのアドレスを更新します。

よくある失敗

  • イベントの日程に合わせて公開を急ぐ:チェックが省かれ、問題を見つけるのは顧客になってしまいます。
  • リダイレクトなしで旧サイトを停止する:積み上げてきたGoogleでの順位が失われます。
  • フォームを一度もテストしていない:見込み客からのメッセージが、誰も開かない受信箱に届いてしまいます。
  • インデックス拒否の設定が残ったまま:何週間もGoogleにWebサイトが表示されません。

よくある質問

このチェックは誰が行うべきですか?

理想は双方が一緒に行うことです。Webサイト制作会社が技術面を確認し、製品やサービスを最もよく知る社内チームがコンテンツの正確さを確認します。

Webサイトは段階的に公開できますか?

はい。トップページ、製品ページ、お問い合わせページを先に公開し、記事や追加のページは後から公開することもできます。大切なのは、公開しているページが完成していて、正しく動いていることです。

公開後に間違いが見つかったらどうすればよいですか?

入念にチェックしても、それはよくあることです。問題を一つずつ記録し、見込み客への影響の大きさで優先順位をつけ、順番に修正しましょう。コンテンツの間違いはたいていCMSから自分で直せますが、技術的な問題はWebサイト制作会社に任せるのが安心です。

公開前の確認にかける時間は、公開後に悪い印象を取り戻す手間よりもはるかに価値があります。

公開前にしっかり確認されたWebサイトをお考えですか?Webサイト制作サービスをご覧いただくか、企業サイトの制作期間もお読みください。