
病院の診療には、受付、外来、薬局、会計、経営管理など、互いに依存する多くの部門が関わります。各部門が独自の方法で記録していると、患者の待ち時間が長くなり、データの不整合が起きやすく、経営陣向けのレポートもすぐには作成できません。
SIMRS(Sistem Informasi Manajemen Rumah Sakit、インドネシアで病院経営情報システムを指す用語)は、これらの部門をひとつのシステムでつなぎます。患者データは受付時に一度記録され、外来、薬局、会計で共有されます。経営陣も同じデータからレポートを確認できます。
病院やクリニックごとに業務フローは異なります。そのため当社では、SIMRSを医療機関の働き方に合わせて設計する個別開発(Custom development)として提供しています。
開発可能なモジュール
- 患者受付:新患・再来患者のデータ、順番待ち、受診する診療科
- 電子カルテ:患者ごとの受診歴、診察、診断、処置
- 外来:医師ごとの患者一覧、診察記録、処方
- 薬局:外来からの処方、医薬品の在庫、払い出し
- 会計・請求:サービス、処置、医薬品の費用をひとつの請求書に明細化
- レポート:経営陣向けの患者受診、サービス、薬局、収益のレポート
- アクセス権限:各職員は自分の役割に応じたデータのみを閲覧
政府のプラットフォームや保険者など外部システムとの連携は、ご要望と適用される規定に応じてご相談いただけます。
こんな医療機関におすすめです
- 手作業の記録や、拡張が難しい旧システムを置き換えたい病院
- 成長中の専門クリニック・一般クリニック(インドネシアのクリニック区分であるklinik utamaとklinik pratama)
- 既製のシステムには合わない独自の診療フローを持つ医療機関
- より迅速で正確な診療レポートを必要とする経営陣
ご準備いただくもの
- 患者の来院から帰宅までの、現在の診療フローの概要
- システムを利用する部門と職員の役割の一覧
- 現在使用している書式、レポート、書類の例
- 旧システムや記録から移行が必要なデータ
最初からすべてそろっている必要はありません。要件分析の段階で、御院のチームと一緒に整理するお手伝いをします。
進め方
- ご相談:医療機関の現状と優先事項を伺います。
- 要件分析:御院のチームと一緒に各部門の診療フローを調べ、システムの範囲を定めます。
- 段階的な開発:最も緊急性の高い部門からモジュールごとに構築し、運用前に一緒にテストします。
- 研修:各部門の職員に、業務に関係するモジュールの使い方を研修します。
- サポート:運用開始直後の期間をサポートし、必要な改善に対応します。
段階的に進めることで、すべての業務を一度に変えることなくシステムへ移行できます。
よくあるご質問
SIMRSは一度にすべて構築する必要がありますか?
いいえ。多くの医療機関は、受付や電子カルテなど最も必要なモジュールから始め、他のモジュールを段階的に追加しています。
SIMRSは他のシステムと連携できますか?
外部システムや既にお使いのシステムとの連携は、各関係者のアクセス可否や規定に応じて、要件分析の段階でご相談いただけます。
病院やクリニックのSIMRSについてご相談されたいですか?お問い合わせフォームからご連絡ください。