企業サイトをGoogle検索に表示させる方法:SEOの基本ガイド

著者 · 2026年10月6日 · 6分で読めます

Webサイトが1位に表示されたGoogle検索結果のイラスト

良いWebサイトが、見つけてもらえるWebサイトとは限りません。見込み客がGoogleであなたのWebサイトを見つけられなければ、Webサイトが役立つのは、すでにあなたの会社を知っている人だけです。SEO(検索エンジン最適化)とは、事業に関連するキーワードの検索結果にWebサイトを表示させるための取り組みです。

SEOは複雑なものと思われがちですが、基本は比較的シンプルです。本記事では、SEOの3つの柱と、すぐに実践できる具体的なステップを解説します。

SEOの3つの柱(技術・コンテンツ・信頼)の図
SEOの3つの柱(技術・コンテンツ・信頼)の図

柱1:技術

Googleが、Webサイトを正しく読み取り、理解し、表示できる必要があります。技術面の重要なポイントは次のとおりです。

  • 表示速度:表示が遅いWebサイトは訪問者を遠ざけ、Googleでの順位を下げる原因にもなります。
  • スマートフォンで見やすい:検索の大半はスマートフォンで行われ、GoogleはWebサイトをモバイル版で評価します。
  • HTTPS:ブラウザの鍵マークは、Webサイトが安全であることを示します。
  • サイトマップ:GoogleがWebサイトのすべてのページを見つけやすくするためのページ一覧です。
  • ページごとのタイトルと説明文:各ページには、内容を説明する固有のタイトルと説明文が必要です。
  • わかりやすいアドレス:ランダムな文字列よりも、/services/product-catalogue-website のように読めるページアドレスのほうが適しています。

これらの多くは、Webサイトの制作時に設定されます。すべて整っているか、制作会社に確認しましょう。

柱2:コンテンツ

Googleは、検索した人の疑問に最もよく答えるページを表示しようとします。だからこそ、コンテンツはSEOの中核です。

顧客が使うキーワードを知る

見込み客が、あなたの会社のようなサービスを探すときに入力する言葉を考えてみましょう。たとえば「会社案内サイト 制作」や「段ボール 工場 タンゲラン」などです。重要なページは、それぞれ一つの主要なテーマやキーワードに絞りましょう。顧客の質問からキーワードを見つける方法は、BtoB企業のキーワード調査で解説しています。

1ページに1テーマ

すべてのサービスを1ページで説明するのではなく、サービスや主要な製品カテゴリーごとに別々のページをつくりましょう。そうすれば、各ページがより具体的な検索で表示されるチャンスが生まれます。

疑問に答える記事を書く

顧客からよく聞かれる質問は、記事のアイデアの最良の源です。本当に役立つ記事は、検索され、読まれ、共有されます。量よりも継続が大切です。たまに短い記事を10本書くより、毎月良い記事を2本書くほうが効果的です。

ページ同士をリンクでつなぐ

記事からサービスページへなど、関連するページ同士をリンクでつなぎましょう。内部リンクは、GoogleがWebサイトの構造を理解する助けになり、訪問者がほかの情報を見つける助けにもなります。

柱3:信頼

Googleは、ほかからも信頼されているWebサイトをより信頼します。

  • ほかのWebサイトからのリンク:あなたのWebサイトにリンクするWebサイトは、信頼のしるしです。特に、同じ分野に関連するWebサイトからのリンクは効果的です。
  • Googleビジネスプロフィール:Googleマップ上のビジネスプロフィールは、「Webサイト制作 タンゲラン」のような地域を絞った検索で大きな助けになります。
  • 一貫したビジネス情報:Webサイト、SNS、ビジネスディレクトリで、社名、住所、連絡先を統一しましょう。
  • わかりやすい連絡先:連絡先を見つけやすいWebサイトは、訪問者からも検索エンジンからも信頼されます。

Google Search Consoleで確認する

Google Search Consoleは、検索結果でのWebサイトの状況を確認できる、Googleの無料ツールです。次のことができます。

  • どのキーワードでWebサイトが表示されているかを確認する
  • どのページが最もクリックされているかを把握する
  • サイトマップを送信して、新しいページを早く見つけてもらう
  • 技術的な問題の通知を受け取る

Search Consoleのデータは、どのページを強化すべきか、次にどんなテーマの記事を書くべきかを判断する助けになります。いつまでも表示されないページがあれば、GoogleにWebページが表示されない原因を確認しましょう。

成果が出るまでの期間は?

SEOは中期的な投資です。新しいWebサイトが安定して表示されるようになるまでには、キーワードの競争の激しさによって、通常数週間から数か月かかります。製品の種類や地域名を含むような、より具体的なキーワードのほうが、一般的に早く成果が出ます。

よくある失敗

  • すべてのページのタイトルが同じ:Googleがページを区別しにくくなります。
  • ほかのWebサイトのコンテンツをコピーする:重複したコンテンツが上位に表示されることはほとんどありません。
  • ほぼ同じ内容のページを大量につくる:たとえば、都市ごとに同じ文章のページを用意するなどです。Googleにスパムと判断されるおそれがあります。
  • まったく更新しない:何年も変わらないWebサイトは、活発に更新している競合に少しずつ後れを取ります。
  • 手っ取り早い裏技に頼る:リンクの購入やキーワードの過剰な繰り返しは、かえって逆効果になることがあります。

新しいWebサイトで最初にやること

Webサイトを公開したばかりなら、次のステップを実行しましょう。

  1. Google Search ConsoleにWebサイトを登録し、サイトマップを送信します。
  2. 重要なページすべてに、固有のタイトルと説明文があることを確認します。
  3. 特定の地域で事業を行っている場合は、Googleビジネスプロフィールを作成します。
  4. 会社のすべてのSNSアカウントに、Webサイトのアドレスを追加します。
  5. 顧客の疑問に答える記事を、少なくとも月に1〜2本書き始めます。
  6. 毎月Search Consoleを確認し、進捗と修正すべき問題を把握します。

よくある質問

Webサイトを表示させるために、Googleにお金を払う必要がありますか?

必要ありません。通常の(自然)検索結果はお金で買えません。Google広告は「スポンサー」の表示付きで別枠に表示される有料広告です。広告は訪問者をすぐに集めるのに役立ち、SEOはクリックごとの費用をかけずに長期的なアクセスを築きます。

いくつのキーワードを狙えばよいですか?

事業に最も関連する主要なキーワードをいくつかに絞り、サービスページや記事を通じて少しずつ広げていきましょう。各ページの主要なテーマは一つにします。

SEOのために古いWebサイトをつくり直す必要がありますか?

必ずしも必要ではありません。古いWebサイトがすでに高速で、スマートフォンで見やすく、更新しやすいなら、コンテンツと構造の改善だけで十分な場合もあります。しかし、表示がとても遅い、または更新しにくい場合は、つくり直したほうが効果的なことが少なくありません。

良いSEOの基本はシンプルです。高速で整ったWebサイト、顧客の疑問に答えるコンテンツ、そして着実に築いた評判です。

公開初日からSEOに対応したWebサイトをお求めなら、Webサイト制作サービスをご覧ください。コンテンツを簡単に更新する方法については、CMSとはもお読みください。