企業サイトの制作費用はいくら?価格を左右する要因
企業サイトの見積額は制作会社によって大きく異なります。価格を決める要因と、見落とされがちな維持費を、見積もりを比較する前にしっかり確認しておきましょう。
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多くの経営者は、会社のWebサイトをオフィスのノートパソコンで確認しています。レイアウトは整い、写真も大きく、何も問題がないように見えます。しかし見込み客は、別の形でサイトを開いていることが少なくありません。WhatsAppで届いたリンクをスマートフォンでタップし、会議の待ち時間や現場で見ているのです。
小さな画面では、ノートパソコンでは気づかない問題がはっきり表れます。ボタンが押しにくい、表が切れている、フォームの入力が面倒。この記事では、見落とされやすいポイントと、自分で確認する方法を紹介します。
理由は2つあります。1つ目は訪問者です。Google Analyticsなど、お使いの分析ツールでデバイス別の訪問者の割合を確認してください。この数字は会社ごとに違うので、推測するより自社のデータを見るほうが確実です。
2つ目はGoogleです。Googleはサイトのモバイル版をインデックス登録とランキングに使っており、モバイル版とパソコン版で同じコンテンツを載せるよう求めています。スマートフォンで見た目をすっきりさせるために情報を隠すと、その情報はGoogleにも読まれない可能性があります。
指はマウスのカーソルほど正確ではありません。小さなボタンが密集していると押し間違いが起き、訪問者はいらだちます。アクセシビリティ指針WCAG 2.2では、タッチ対象の最小サイズを24×24 CSSピクセル、またはそれに相当する十分な間隔と定めています。これは下限であり、理想のサイズではありません。「見積もり依頼」のような主要なボタンは、もっと大きく、親指で押しやすい位置に置きましょう。
見落とされがちな細かい点もあります。
製造業や卸売業のサイトには、コード、サイズ、素材、重量、梱包など列の多い仕様表がよくあります。ノートパソコンでは読めても、スマートフォンでは列が切れたり、ページ全体が横にずれてレイアウトが崩れたりします。
対策はいくつかあります。表だけを専用の枠の中で横スクロールさせ、ページ自体は動かないようにする方法。短い表なら、スマートフォンでは1行ずつ小さなカードとして表示する方法。非常に大きな表は重要な列だけを表示し、完全なデータシートをダウンロードで提供する方法です。
大きなPDFの中にしかない情報にも注意が必要です。スマートフォンでは、1行読むためにもファイル全体をダウンロードしなければなりません。
スマートフォンでの入力はパソコンより遅く、ミスも増えます。見積もり依頼フォームの項目が1つ増えるたびに、途中でやめる理由も1つ増えます。
ノートパソコンでは画面の一部しか覆わないポップアップも、スマートフォンでは画面全体を覆うことがあります。閉じるボタンが小さければ、訪問者はサイトから離れてしまいます。
Google自身も、ポップアップでページ全体を覆わず、画面のごく一部だけを使うバナーにするよう勧めています。Googleによると、こうした煩わしい要素は検索エンジンがページの内容を理解しにくくし、訪問者の信頼も損ないかねません。法律で表示が義務づけられた通知は例外です。
オフィスのノートパソコンは安定した回線につながっていますが、外出先のスマートフォンはそうとは限りません。大きな製品写真、背景動画、追加スクリプトの多さは、ここで最も影響が出ます。
GoogleはCore Web Vitalsという3つの指標を使っています。「良好」の基準は、メインコンテンツが2.5秒以内に表示されること、タップへの反応が200ミリ秒以内であること、レイアウトのずれが0.1以下であることです。これらはスマートフォンとパソコンで別々に評価されます。無料のPageSpeed Insightsで、スマートフォンとパソコンそれぞれの結果を確認できます。
企業サイトは、スマートフォンで「開ける」だけでは不十分です。お客様が画面を拡大しなくても、製品を見つけ、仕様を読み、連絡できる必要があります。
企業サイトの表示が遅い原因、見積もり依頼フォームの作り方、邪魔にならないWhatsAppボタンの設置方法もあわせてお読みください。最初からスマートフォンで使いやすいサイトをお望みなら、Webサイト制作サービスをご覧ください。